境外社・境内社について

明現神社の境内には、摂社(せっしゃ)あるいは末社(まっしゃ)と呼ばれる本社の管理下にある小規模神社があります。
摂社・末社については、本社と同一の境内地に祀られている境内社と、境内地外で祀られている境外社といった区分もあります。

境内社
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金比羅神社と個人の氏神様を祀った小神社

社殿の西側に、個人の氏神様を祀った小神社と、御祭神である金山彦命を祀る神社「金比羅神社」があります。
金比羅神社は元「金比羅権現」と呼ばれていましたが、明治3年に「金比羅神社」と改称されました。
古文書によると、岩脇村庄屋5代目丹生作之丞一彭、西玄隆の二人が明治4年に勧請したとあります。

飛地境内社

天神社

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天神社
鎮座   徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇ヌクミ45

御祭神 菅原道眞公を祀った学問の神様です。

元「天滿宮」と呼ばれていましたが、明治3年に「天神社」と改称されました。

七五三のお祓いを11月の15日頃行っています。

菅原道眞公は平安時代の学者で、右大臣まで務めましたが、遠く大宰府(現在の福岡県太宰府市)に左遷され、59歳のときに亡くなりました。英知に秀でていたことから、学問の神さまとして信仰を集めています。

天日神社・秋葉神社

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天日神社・秋葉神社
天日神社
鎮座   徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇神代地22-2-1
御祭神 大日霎命(天照皇大神 別名)を祀った神様です。
元「天日明神」と呼ばれていましたが、明治3年に「天日神社」」と改称されました。
阿波史によれば、寛永11年に一楽家第2代左近大夫が平一楽の冑標を祀るとあります。

秋葉神社
鎮座   徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇神代地22-3
御祭神 軻遇突命(カグツチノカミ)を祀った神様です。「火」の神様です。
元「秋葉大権現」と呼ばれていましたが、明治3年に「秋葉神社」」と改称されました。
伝承として、岩脇村戒屋弥助、秀助が明治2年に勧請するとあります。

地神社

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地神社
鎮座   徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇原平

御祭神 天照皇大神、倉稲魂命、大巳貴命、少彦名命、埴安姫命の五柱神

地神社は、春の社日(しゃにち)に五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋の社日にその年の収獲を感謝する神様です。

社日とは季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦(雑節)の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日のことです。春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)ともいいます。