ご祈祷について
■忌中(きちゅう)と服喪(ふくも)について
「忌中」とは、身内の死に際して身を慎む期間のことです。
「服喪」とは、死を悼み、喪服で慎む期間のことですが、現代では簡略化され、喪服で過ごしませんし、それの意味する期間も短くなっています。死を悼む期間ですから、本人の心得次第ということになりますが、最近では三ヶ月から半年くらいまでが目安のようです。
忌中が明けることを「忌明け」といいます。
忌明けが最大50日。服喪は最大1年と考えればよいでしょう。
血縁者が亡くなった場合には、その日より忌中の期間中は自宅の神棚に白布、白紙を貼って、拝むことやお供えを遠慮します。
期間中は、以下のようなことを控えます。
□神社境内へ入ること
□祭礼行事へ参加すること
□結婚式等、祝い事の参列や主催
□行楽・旅行
□家の新築や増改築、大きな買い物
上記を遠慮するのが一般的ですが、やむなく参加する際には、忌明けの祓いを受けます。
服喪期間
自分との続柄
父     母
50日
夫の父母
30日
祖 父 母
30日
曾祖父母
20日
高祖父姑
10日
伯叔父姑
20日
兄弟姉妹
20日
甥     姪
   3日
30日
20日
20日
10日
曽孫玄孫
   3日