ご祈祷について
お賽銭について

神社にお参りするとき、拝殿前に進み出て軽くおじぎをし、お賽銭を入れ、鈴を鳴らします。
その後、二礼二泊一礼の拝礼をします。
そのお賽銭ですが、もともと、御神前には海や山の幸が供えられました。また、米を白紙で巻いて包み「おひねり」としてお供えしていました。
しかし近年、貨幣の普及とともに海・山の幸や米の代わりに、金銭を供えるようになりました。それがお賽銭です。
現在でも、米をお供えする方もいますが、金銭をお供えすることも、この感謝の気持ちに変わりはありません。
お賽銭は、願い事をする時の対価というわけでは決してありません。たくさんお賽銭をお供えしたほうが願いがかないやすいというものではありません。
お賽銭は、今までの神様のご加護に対するお礼の気持ちなのです。心をこめてありがとうございましたという気持ちでお供えしましょう。その上で新たな願い事をお祈りしてもかまいません。