ご祈祷について

■神棚について
 神棚は、神さまがましますところですから、目線より少し上の位置に設けるようにします。 向きは、南向きか東向きが良いとされています。
 そのような部屋がない場合は、日常の拝礼がしやすい部屋でもかまいません。また、二階のある家の場合、なるべく人間の歩く場所の下は避けるようにしましょう。高さについては、あまり高くせず、お供えがしやすい適当な高さにするようにしましょう。
 新たに神棚を設ける場合は、棚を取り付け、宮形(みやがた)を据え、神職にお祓いをしていただき、御神札(おふだ、ごしんさつ)を納めます。
(宮形には、扉が3つある「三社造り」と、1つの「一社造り」の2種類があります。)

御神札の祀り方
■三社造りの場合■
三社造りの宮形の場合は、御神札を三体並べてお祀りします。
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中央に神宮大麻(じんぐうたいま)、向かって右側に明現神社御神札、左には崇敬神社のお札をお祀りします。
■一社造りの場合■
一社造りの宮形の場合は、御神札を重ねてお祀りします。
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一番手前に神宮大麻、その後ろに明現神社御神札、さらにその後ろに崇敬神社の御神札をお祀りします。

※神宮大麻とは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする伊勢神宮の御神札です。毎年、年末になると明現神社を通して各家庭に頒布されます。天照大御神は、日本人の総氏神として尊ばれてきた神様です。
※崇敬神社の御神札とは、個人の特別な信仰等により崇敬される神社の御神札のことです。神宮大麻と明現神社以外に個人的にいただいた神社の御神札もここにお祀りください。何のさしさわりもありません。

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御神札奉安殿
◆お札や神棚の処分方法
神社で授与されたお札は、1年ごとにお祀(まつ)りし直さないといけません。
1年間お祀りしたお札は神社で処分をお願いして、新しいお札をお受けして下さい。
神棚も1年おきに新しくしてもよいのですが、5年、10年、15年目または、家屋を新築した折に新しくしてもかまいません。
奉安殿は古いお札を安置しておく場所です。いっぱいになるとお祓いをして焼却処分にします。