■神饌(しんせん)について
神さまにお供えする食物などを神饌といいます。
神饌はなるべく毎朝お供えするのが望ましく、顔を洗って身を清めた方が、米、塩、水をお祀りするようにしましょう。
土産物や四季の初物、お酒などはまず、最初に神棚にお祀りするようにしましょう。
拝礼の仕方は、二拝、二拍手、一拝が正式です。朝のお供え物、夕方にお供え物を下げるときはこの作法でお参りしましょう。お供えが終わったものは「お下がり」として家族でいただきましょう。
神饌(お供え物)の祀り方
■祀り方の一例
神棚に神饌をお祀りする場合はなるべく、三方とか折敷(おしき)を使った方がよいのですが、白い布で代用しても結構です。
米、水、塩の他に、スルメや魚、昆布など海のものは向かって右側に、野菜などは左側に供えるようにします。
※瓶子(へいし)、水器(すいき)、平甍(ひらか)
御神酒を入れる容器を瓶子、水を入れる容器は水器(水玉ともいう)、米や塩を盛る容器は平甍といいます。
おまいりをするときは、これら容器のフタは忘れずに開けるようにしましょう。
※三方について
三方には向きがあります。必ず、つなぎ目があるほうを手前の置くようにします。神様がみてきれいに見えるようにするためです。